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高校合格おめでとう!ヒカルの碁(完全版)

ヒカルの碁「完全版」

先月から二冊づつ刊行されているヒカルの碁「完全版」を、近所の中学生が持ってきてくれました。
近所の女の子で、時々勉強を見てあげたりして家族ぐるみでお付き合いしている子です。

家族ぐるみといっても、うちには二歳年上の男の子がいて、こいつは男子校におとなしく通っていて、僕らがお茶してるときには、部屋から出てきません。

お互いに意識してるのはわかってるけど、彼も中学生のときに一年間不登校だったことがあり、そこらへんの傷のようなものがあるので、「おーい、不登校克服者動詞で仲良くつきあえや!」などという、下品な冗談は冗談になりません・・・・
彼女も、仲間と騒いだり付和雷同するのがとても苦手だったので、一時期いじめられて不登校気味でしたが、家族の支えや、自分の心の強さもあって、ドロップアウトすることもなく、無事卒業し、第一志望の高校に入ることも出来ました。

彼女に以前、ヒカルの碁を全巻貸したことがありました。
学校に行かずに、家でピアノを弾いたり、漫画を読んだりしていて、お母さんから相談を受けた頃です。

大型本のヒカルの碁のイラスト集を見せたら、コミックを読みたいといったので、「計略、当たった!」と大喜びで貸し出しました。

そうしたら、今回、入学祝いにもらったお小遣いで完全版を全部そろえて宝物にする、という素敵な報告をしてくれました。

「先生(私は、先生ではないのだけど、勉強をみてあげたのでそうよばれることがあります)の本よりも絵が大きいし、表紙がとても素敵だから広げてみてください」といって、貸してくれました。

言われるままに表紙をはずすと、表紙カバーは一枚の作品になっています。

額装したくなるような美しさです。

そして、表紙カバーをはずすと、その下絵がデザインにつかわれていて、それは、構図がすこし違うのです。

絵師の考えが、絵を書いていくうちに少しずつかわっていくのだろうな、ということが見て取れるようでとても興味深いです。

紙質もよく、カバーは金箔を押してある凝りよう。
これが二十冊そろったら本棚が輝くと思ったら、私もほしくなってきました。

こんなきれいなコミック単行本は過去に見たことがありません。
これで一冊千円は「安い」です。

でも、きっと、今後、彼女が買ったらその都度、持ってきて、僕ら夫婦とコーヒーを飲んで、学校の話をしたりすることが彼女にとって大切なことなのだろうとおもうので、すぐには買わないことにしました。

ところが、彼女は碁が全然わからないのです。
テレビでやっていたヒカ碁で、梅沢由香里先生のGOGO囲碁は見ていたのですが、「わからないんですぅ」。

そして、きのう遊びに来たときに、碁の打ち方がわかる本があったら貸してほしいといわれました。
碁をうちたいという意思表示は初めてです。

僕が以前「碁が少しでも打てるようになって、もう一度この漫画を読んだら、一層面白く感じると思うよ」と言ったことがずっと残っていたんだそうです。
言った本人は、そういうことも忘れてるんですけどね。

そうそう、入学祝に何がいい、って聞いたら、不登校のときにぼくが貸してあげた落語のCDを録音させてほしいというんです。

ぼくに金銭的な負担をかけないように気を使っているのかもしれません。

でも、志ん生、円生、可楽、などの古典落語を自室で何度も何度も聞いていた中学生が、そのときの自分を振り返ることが出来るようになったのだと思うと、胸が一杯になります。

私がそのCDたちを録音し、CDをプレゼントすることにしました。

来週はちょうど、桜が見ごろだね・・・・・と言ったら、

「ですねぇ。お茶と大根のおつけものもって、みんなで行きましょうか・・・・」ですって。
小さんの、長屋の花見ですね。

実は、彼女に対しては、本人が希望するまではなにも教えない、という教育方針をご家族と一緒に立てていました。
押し付けずに、本人がしたいということをさせても、聡明な子なので、突拍子もないことや無気力なままでおわったりはしないのです。

そして、そういう力が自分にはある、ということを、彼女自身が一番信じているのです。

不登校の子供は、とても繊細で、おしつけられるとそれをこなすだけの能力はあるんだけれど、とても消耗するんです。

今回は、ご本人の希望でもあることだから、石倉先生の「ヒカルの囲碁入門」をすすめました。

先週、たまたま、三ヵ年の実験を兼ねた囲碁講座の研究発表会があり、出席させていただいたのですが、そのときに東京大学客員教授である石倉先生九段が、

「この本はヒカ碁を読んだけど、囲碁がわかるともっと面白くなるよ、というコンセプトで書きました」

ということを言っていたので、勧めました。

彼女は高校に入ったら、囲碁部に入るんだ、といっていたから、そのうち

「打ってください」

と言ってくれるのを楽しみにしています。

(こちらから、教えようかとか、打とうか、とか言っちゃだめなんです・・・・・)
一応

「はい^^」

って答えるけど、ほんとうはいやだったりするんです。

藤崎あかりちゃんに似た美人です。
小学生の頃は普通の女の子だったけど、中学生になって、いじめにあったり、自分で選んで大量の本を読んだりしているうちに、ぐんぐん美人になってきました。

読書は女の子を内面から美人にすると思います。
たくさんの本を読みたいというので、それならばと、リストを作って、そしてときどき本の感想などを聞きながらコーヒーをみんなで飲むという優雅な時間を過ごしました。

漫画や小説が大好きな子なので、そういった方面で伸びていけばいいなあ・・・・と思ってます。

だって、数学が、ほとんど駄目なんですから・・・・

不登校で悩んでいるご父兄の方に、なにか参考になることがあれば幸いです。



長文をお読みいただきお疲れ様でした。
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[ 2009/03/22 21:30 ] →囲碁十訣 | TB(0) | CM(8)
漫画が悪書とされていた時代を先輩方が乗り越え、
今日本は漫画のあふれる、悪書とされていた時代など忘れていたかのような国になりました。

漫画は、人の役に立てる。大きくも小さくも必ず。

そんなことを確信させてくれる日記でした。

ありがとうございます。
私も勇気をいただきました。

私もこの記事の少女に読んでもらえるような漫画を描けるよう頑張りたいと思います。

せっかく先輩たちが汗と涙と血を流しながら、
漫画の市民権を獲得してくれたのですから。

漫画家というにはおこがましい身分ですが、
漫画描きのはしくれであることを誇りに思います。

またそういった意味で、背筋の伸びる日記でした。
ありがとうございます。

[ 2009/03/23 01:28 ] [ 編集 ]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2009/03/23 08:11 ] [ 編集 ]
> 長文にもかかわらず、丁寧に読んでいただき('-'*)アリガト♪ございました。
> 桜湖さんも、デビューに向けて、大忙しだと思いますが、非常に価値のある仕事にチャレンジしているのだと、私は思っています。
> いつか、囲碁を特技とする美しい女性の、強靭・したたかな生き方を書いてもらいたいなと思ってます。
>
> そかそか、まだ、その前に、デビューしなくちゃね。
> もし、このガールフレンドがネット碁をやってみたい・・・・って言い出したら(期待してるけど僕からは言わないです)、そのときはGoxiに招待したいと思います。
> 心を開くのにとっても時間のかかる子なので・・・・・
[ 2009/03/23 09:09 ] [ 編集 ]
初めまして。私もヒカルの碁は好きです。やっぱり それがきっかけで 囲碁に興味を持ちました。親子教室が近くであり せめてルールくらい知りたいと思い いやがる息子を引きづって 行きました。今だにほとんど打てない状態ですが ルールがわかるようになってもう一度漫画を読むといろいろなことがわかって面白いですね。彼女は若いから あっと言う間に強くなるでしょうね。うらやましいです。
[ 2009/03/27 17:28 ] [ 編集 ]
うちの息子は不登校まではいかなかったのですが 遅刻ばかりするは 勉強はしないは で どうなることかと思っていたのですが なんとか 受かる高校があって 少しはやる気になってくれて このまま 無事に卒業してくれるといいな と思います。
[ 2009/03/27 17:32 ] [ 編集 ]
国が定めた義務教育以上の教育を、普通に受けられる国・地域って、とても少なくて希少なんだということは、お子さんに教えてあげたらいかがでしょうか。
義務教育レベルを超えた高等教育は、受けさせるのは親の愛情と将来への期待なんだよと、私は教えています。
たとえば、英語。
使えるようになりたいと思えば、ネットを利用してほとんどお金をかけずに勉強できます。
囲碁も同じです。
お子さんの心の中に、燃え上がるための薪は充填されていて、あとはいつ、火がつくかということですね。
僕は、息子を信じていました。
いつかしたいことを見つけると思っていました。
親が自分の子供を信じて、ほめてやらなかったら誰がほめてくれるんだというくらいに信じてほめました。
thさんの息子さんも、やる気がつづくといいですね。親が信じ切っていると、息子もがんばれる、ということもあると思います。
こういうことが通用しないような、悲惨な現状もあるとおもいますが、一般的には本人の自覚ができたときに劇的に変わると思っています。
[ 2009/03/28 09:06 ] [ 編集 ]
馬鹿な子ほど かわいい っていいます。なんとなく 息子のことは見捨てたらいけない と思ってました。母にいわせると どーも 息子に甘くみえるようです。でも 一から十までさしずするわけでなく 少しづつ 自立していってくれているかな と思ってます。息子は ずっと 囲碁を続けてくれているのですが 私に気を使ってくれているのかな なんて 思っていたりします。囲碁が強くなるたび 息子にも取り得があるんだ と嬉しくなって 褒めていたので。勉強は 嫌いなのですが なぜか 理科と社会は好きなのです。あと3教科は 何度いっても勉強してくれませんでした。でも 希望する高校が 受験科目がそれだけだったので しぶしぶやってました。高校に入って 少しはその3教科もしてくれるようになりました。
[ 2009/03/28 13:33 ] [ 編集 ]
thさま
うちの子も、友達ができなかったり不登校を一年やらかしたり、いろいろくろうさせてくれましたが、賢いな、と思う瞬間がありまして、それは親にしかわからないのですが、そういうときに、かわいいと思います。
馬鹿な子ほどかわいいと世に言いますが、僕は馬鹿な子を持ったことがないと自分では信じているので、よくわかりません。
こういうのを「親ばか」というのだろうとは、思います。

親ばかで、結構です。「馬鹿親」にならなければ、それでOKですね。
将来大学教授にさせなきゃならないとか、エリート官僚に使用なんておもってなきゃ、中学卒業すれば大丈夫ですよ。

クルマの運転とか、老人ホームの介護士とか、生きていく気にさえなれば、いくらでも道はありますもん。
[ 2009/03/29 01:35 ] [ 編集 ]
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Author:happobooks
世界に広がっている人気ゲームの囲碁なのに、なぜか日本では囲碁人口減少中。それを憂える、ぼやきオヤジの囲碁ブログです。

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