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失敗を恐れず(加藤正夫)

「囲碁」誌 巻頭言からの、アマチュアの強くなるヒントの七人目は加藤正夫九段です。
昭和50年前半は剣正という、凛とした本因坊の号を名乗る青年棋士、加藤正夫九段を中心に碁界は回っておりました。

インタビューでは、軽くどもるクセがあり、非常にシャイなかただということが伝わってきまして、女性のファン(ただし碁は興味がない)が多かった方です。

それでいて、過去にいたどのような棋士とも異なる強烈な個性がありました。

アマチュアならば相手の大石を取りに行って、実際に取れたりしますが、プロ同士ではありえないような大石を殺してしまうことがたびたびあり、「殺し屋」というニックネームが付いたのです。

それまでは、大平修三九段の「ハンマーパンチ」が有名でしたが、実際に大石を召し取るということは少なかったようです。

大きな石も、死ぬのだという、当たり前のことをプロに骨身にしみて思わせた人です。

堤加代さんと共演で、レーザーディスク(なつかしいなあ)で、詰め碁の世界というものを出しています。
囲碁媒体の変遷を語る上で貴重な資料なので、リサイクルショップで見つけて持っています。

初級の詰め碁と手筋が大量に入っています。探してみたけれど、DVDなどにはなっていないようですが、いつか、DVDになるといいなあと思います。

失敗を恐れず


碁ではなによりも「打つ」ことがだいじです。
互先はむろん、置いた碁でも置かせた碁でも、できるかぎりたくさん打って碁の幅をひろげなければなりません。
そして、いろいろな人と打ち、いろいろな打ちかたと接するなかで、自分自身の碁に対する偏った考え方を矯正していくのです。

ただし、ただ打つだけでは少しも進歩がありません。
勝敗にこだわり過ぎたり、考え過ぎたりすれば手がちぢむし、また、あまり考えずに打っても、いつもの自分の打ち方をなぞるだけで終わってしまいます。
むしろ軽率なほど、感じたままの手を思い切って打つように心がければ、相手ばかりか自分もびっくりするなかから、自分自身の新しい可能性が開けてくるのではないでしょうか。

名人の打碁を並べたり、定石や手筋の研究をすることもたしかにたいせつです。
しかしそれを自分のものとするためには、どうしても一度、自分の手で確かめる必要があるでしょう。

失敗することを恐れ、負けることを恐れていては進歩しません。
できるだけ多くの種類、多くの回数の失敗を失敗と自覚しながら積み重ねることによって、碁は少しずつ上達していくものなのです。

加藤正夫



加藤正夫九段の本⇒○●◎

大技で敵をしとめるイメージの強い加藤九段ですが、最大限に効きを利用する独特の感覚があったといわれています。突然、のぞきや割り込みから、ぎちぎちと音がしそうなほどにダメをつめ、目を取っていきます。棋譜並べがとても楽しいです。
打碁集のほかには、入門者、級位者向けの定石、手筋といった、企画ものがおおく、たのまれたら断れない加藤九段らしいな、と思うのですが、「利きと利かしのテクニック」には、加藤九段の重要視していた実戦で気がつくことの一端が語られているように思います。
古い本なので、古書店で見つけたら、ラッキーです。
初段近い人は、こういう小技を仕込むと戦いが楽になります。
私は利きに関しては、この本一冊しか見たことがありませんが、こういうプロの小技を知ると、プロ棋譜の鑑賞にもとても役立ちます。
ぜひ、新しい出版あるいは、リニューアルしてほしいものだと思います。

「三手のヨミ」は、八歩お勧めの大型本です。文字が大きく、目を慣らすのに好適な一冊です。1985年に刊行された本の評判がよかったことから2004年にリニューアルされています。
本の中には、このように、二十年も立って、なお、根強く売れ続けるものがあります。出題は、大きめの表記で四分の一の盤を使っています。
この正解は、碁盤の表記は小さいのですが、碁盤の下半分をつかっていて、実戦をイメージしやすい工夫がされています。
初段を目指す人は、定石の中の手筋を知るために勉強するといい本ですし、有段者は自分の知識のチェックに使うといいでしょう。全180問のシンプルな、囲碁の常識チェック本です。




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[ 2009/02/08 21:26 ] →棋士のことば | TB(0) | CM(0)
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世界に広がっている人気ゲームの囲碁なのに、なぜか日本では囲碁人口減少中。それを憂える、ぼやきオヤジの囲碁ブログです。

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