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真剣さの問題(藤沢秀行)

「囲碁」誌 巻頭言からの、アマチュアの強くなるヒントの八人目。
お待たせしました! といいたくなる、藤沢秀行先生です。

大きなタイトル戦を作り出すために、新聞社と渡り合い、その大棋戦の初タイトルを取っちゃうとてつもない人です。
棋聖という大型タイトル戦ができたとき、すでに盛りを過ぎている、あるいは酒を飲みすぎ、飲まれすぎていると思われていた藤沢九段は、アル中治療をしながら、断酒、碁の勉強、体力アップを行っていたと自著に書いています。

そうでしょうね。
棋聖をとった後、それから5期連続して防衛したときも、インタビュー時点では、酔っ払いを通り越して、べろんべろんでしたから。

私は、藤沢先生の碁がとても好きで、特に棋聖戦の碁は何度も碁盤に並べました。
相手は、加藤九段、石田九段、大竹九段・・・・・錚々たる相手に対し、自由自在に打っています。

私は、棋譜さえあれば、まったく同じ碁が自分の目の前に再現できることを、あたりまえなのに不思議だと思いました。

しかし、テレビのインタビューはいつもひやひやしてみていました。
恥ずかしく思うこともしょっちゅうでした。

NHK杯でも、明らかに酔っ払って打っているのを少なくとも二度目撃しています。
これくらい、生き方がめちゃくちゃで、人間としては信頼も尊敬もできそうにないのに、碁はたまらなく素敵で、本にしても書にしてもすばらしい先生には、私は語るべき言葉を見つけられません。

棋士は碁がすべてでありましょう。
秀行先生の薫陶を受けた棋士が中国・韓国で若手を鍛え、そして世界の囲碁ブームの立役者となっています。

真剣さの問題

プロとアマの差は、真剣さの度合いによって生じます。
アマチュアの人は碁を打つときだけ碁のことを考え、またそれでなければ社会生活を維持できませんが、プロはいつでもどこでも頭の隅で碁のことを考えており、またそれでなければ棋士生活を維持してゆけないのです。

上達は、本気で碁と取り組んでいた時間に比例します。
したがって、真剣な碁を数多く打てばそれだけ上達するでしょうし、また打つばかりではなく、新聞や雑誌、テレビなどの碁を観賞する機会が多ければ多いに越したことはありません。
日常生活のなかに、碁がどれだけ食い込んでいるかが上達の鍵となるのです。

しかしアマチュアの人に、強くなるためだからといっても、プロと同じ心構えを持てとはお勧めできません。
ただ、もし碁に割く時間があったなら、それをできるだけ有効に使い、上達に結び付けていただきたい。

碁の技術は、上手や棋書から学ぶことができます。
ただし、それを受け入れられるか受け入れられないかは、結局、その人が碁に対してどういう姿勢でとりくんでいるかにかかっているといえるのではないでしょうか。

藤沢秀行



この言葉は、私たちアマチュアに向けられた言葉です。
しかし、国際棋戦でなかなか、中国・韓国の若手にも勝つことのできない日本のタイトル者を含むプロの第一線の人たちも、もう一度かみ締めていただきたい言葉だと思います。

藤沢秀行先生の本⇒○●◎

藤沢先生のことを思うたびに、人間の生の不思議さを思います。
囲碁を趣味としてよかったと、しみじみ思います。
囲碁がまったくわからないとしたら、藤沢秀行という、芸事以外はすべて落第、という人のすばらしさはわからず、人間の不思議さに気がつかないかもしれないからです。



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[ 2009/02/12 23:19 ] →棋士のことば | TB(0) | CM(2)
 いつもコメントありがとうございます。
 こんな素敵なページを作成されていたのですね。最近あまりネットをチェックしていなかったので全然知りませんでした。今後ともよろしくお願いします。
[ 2009/02/13 12:25 ] [ 編集 ]
囲碁ブログで、書店を名乗ろうと思ったのは、方円書庫さんを見てからです。
本の紹介が一番囲碁ファンに役立つとおもったのです。こちらこそよろしくおねがいします。
[ 2009/02/13 19:47 ] [ 編集 ]
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happobooks

Author:happobooks
世界に広がっている人気ゲームの囲碁なのに、なぜか日本では囲碁人口減少中。それを憂える、ぼやきオヤジの囲碁ブログです。

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